■Q. 子どもに習わせたいのですが、何歳から始められますか?

A.集中力があれば何歳からでも始められますが、あまりにも小さいと難しいかもしれません。
今までの最年少は5歳です。
縄跳びが出来るようになる小学1年生前後から始める方が多いです。




■Q. ボクシングに通ってケガをする恐れはありませんか? 


A.可能性は低いです。
もしケガをする機会があるとすれば、スパーリング(リングでヘッドギアをつけるなど防御用の配慮をした上で相手と実戦のように戦う)の場面ですが、ある程度技術を習得したのちに、本人が希望して保護者と会長の許可が出た場合のみに、会長の立会いの下で行われますのでご安心下さい。



■Q.トレーニング内容は大人と子どもで違いますか?

A.内容的には異なりません。
子どもの場合は練習量を減らしたり、休み休み練習することが多いです。




■Q.ボクシングを習うと喧嘩好きになる、不良になるという事はありませんか?

A.ありません。
むしろ、自分の力がどのくらいかわかってきますし、攻撃性が練習で発散されるので、暴力を自制するようになります。
 



 

■Q. 武道を習わせるか、ボクシングに通わせるか迷っているのですが、どう違うのでしょう?

A.多くの武道では、決まった時間に集団で練習をしますが、ボクシングジムでは、好きな時間に来て、会長やトレーナーによる指導やミット打ち(ミットを持った指導者の指示に合わせてミットを打つ)やマスボクシング・スパーリング以外は、基本的に一人で練習します。

また、武道では型を重視する(決まった動作を一人、または相手と繰り返す)ことが多いですが、ボクシングでは自在にパンチを出すトレーニングを重視します。

武道によっては足技がありますが、ボクシングは手によるパンチのみで、足はフットワークと上体を安定して支える訓練をします。




■Q. 「子どもがボクシングを学ぶ」ということのメリットは何ですか?


A.体力や自信がつくなどもありますが
一番のメリットとして、
子どもに内在する攻撃性を発散できる
ということが挙げられます。

特に男の子に言えることですが、近年までほとんどの男の子は自然の中でたくさんの生き物を捕まえて殺したり集団遊びなどの中で小さな諍いやケンカをして成長するというのが通常の成長の過程であり、恐らくは人類共通の育ち方であったと思われます。

しかし、現代の子どもたちは成長の過程で、体を使って、自分たちの体に内在する攻撃性を発散する場面をほとんど持たずに過ごしています。
このようなことは人類の歴史で初めてのことです。

この点でスポーツは、体を使って相手(チーム)と戦うことで攻撃性を発散した
攻撃性のコントロール能力を高めることに役立ちますが、
特にボクシングは、サンドバックを叩くなど、攻撃性の発散に役立つと思われる練習が多く
子どもの健全な成長に役立つと考えられます。

最近はゲームばかりで自分の体を使わない子どもが増えていますが、シューティングゲームや格闘ゲームだけですと空想のみですので攻撃性がエスカレートする恐れがあります。
しかしボクシングなどで実際に体を動かすと、できることとできないこと、またやってしまったときにどのような被害がでるかなどを
イメージしやすくなってきますので
攻撃性のコントロールに役立つと思われます。

また、ボクシングジムにはさまざまな職業や年齢の人が来ています。
地域社会のきずなが希薄化した今日子どもが多様な大人と接する機会はほとんど失われていますが、ボクシングジムで小さい頃から会長を含め、さまざまな大人と接することは成長においてプラスと考えられます。


単にボクシングを学ぶ、ということだけでなくさまざまな大人と接したりまた何かを叩くという非日常的・本能的な行動をとる場としてボクシングジムは子どもたちの成長に大いに役立つことでしょう。 




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上記は沼田ボクシングジム様のホームページ
【子ども・保護者の方のQ&A】より許可を頂き掲載させて頂いております。
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